こんにちは。また村に訪れて見たくなったマンゴスチンです。
多くの方がここチェンマイを訪れる際に、チェンマイ旧市街から西方の山にあるワット・ドーイステープに訪れることがあるかと思います。チェンマイの街を見下ろせる山の上にあり、ラーンターナイ王朝によって1383に建立された。
どうでもいい話ですが「ハムナプトラ4」のシーンで出てくる舞台は中国のヒマラヤの山中のはずだったこの寺院、内装というか構造がまったく一緒なんですよ!めっちゃテンション上がりました!(どうでもいい)

そんなドイステープ周辺の山ですが、この寺院からさらに山奥に行くと、モン族(花モン)の村を訪れることができます!多くの観光客がドーイステープでトンボ帰りする中、今回はモン族の村の訪れ方、そして体験してよかったことをご紹介いたします。
モン族の村に行く前に、まずはドーイステープまでいかなければなりません。多くの方がソンテウ(赤色の乗合タクシー)を利用されるかと思いますが、これだと片道100バーツかかってしまいます。ですが!ドーイステープ行きの専用ソンテウがあり、それがちょうど旧市街の北門あたりから30バーツで発着しているそうなので、探して見ることに。「Doi Suthep」という表記のあるソンテウを見つけ、乗ったのはいいものの…値段は100バーツ!なんで?!すでに他の方が乗っていたのであまり迷惑をかけたくないと思い、みんな100バーツを支払いました。着いてからしばらくして、ソンテウの横に小さく30B/personという表記があり、「してやられた!」ってめっちゃ悔しかったっす!!!
ドイステープからさらに奥は、歩いていけないことはないですが往復で7時間くらいはかかるでしょう。ソンテウで行きたいところですが、行った先ではソンテウがないため、待ってもらう形になります。なので貸切ソンテウをプーピン宮殿とモン族の村二つを回るのに400バーツ払いました(値段交渉後)。これ以上は本当に下げられなかったです。とあるブログで200とあったのでそれを期待して行ったのですが…最近は訪れる人も増えたのでしょうか?味を占めたのか、相場がいくらか高くなっているようです。でもこれくらいの値段の価値はあったと思います!
そんなんで一つ目の村!Ban Khun Chang Khian Christendomへ!ここには寄付金でできた学校があるようで、その小学校に訪れて見ました。いまは夏休み中のため生徒は遊びに来た子しかいませんでしたが、先生が一人出迎えてくれました!教材も拝見すると、やっぱり小学生から英語の授業はあるようですね!街を少し散策していると、人だかりができていたので行って見ることに。みんな集まってガヤガヤしていましたが、皆憂鬱そうな顔をしていました。家の中からおじさんが一人こっちに入りなさいって手招きしたので言われるがまま入ってみると…そこには仏さんが…。急いで首に下げていたカメラを横に置き、ご冥福をお祈りしました。お葬式だったようです。こんな部外者を入れるのも、一人でも多くの人に祈って欲しいからという考え方からでしょうか?予想ではありますが…。。また、この村ではコーヒーを栽培していて、僕は飲まなかったですが、一緒にきた日本人の白戸さんがいただいてました!白戸さんも世界一周をなさっていて、旅しながら四コマを書いているそうです!リンクはこちらから!ぜひご覧ください!
モン族の村はどこか昭和や大正の頃の日本を連想させました。おかっぱの子だもたちが走り回って道で遊んでる姿も。背中に赤ちゃんをおんぶしてるお母さんや、小さな子供と手を繋いで歩く親子。日本ではもう見られない光景となりました。
はい。続いては二つ目の村!Doi Puiです。こちらの村はより観光地化されていて、お土産を買うのにもってこいの村でした!どういうわけか、ダイヤがいっぱい売られていて(激安!)、フクロウの刺繍が入ったお土産がいっぱいありました。この地域一帯にはフクロウがいるのでしょうか?
また、個人的にツボだったのが、この道中で山を歩いてもぼるお坊さんの列を目撃していたのですが、降りるときは…車なんだねって。(笑)

そして村に展示されていたもん族の昔ながらの家なのですが…玄関にはこんな文字が…。

なんでか知らないけどツボってしまいました。
ここまでモン族について紹介したのですが、自分が情報を集めるときに目にした言葉をここで紹介したいと思います。
「People Zoo」という言葉。これだけで、あぁーってなる方もいらっしゃるのではないのでしょうか?僕も度々感じていました。ウイグルにNGOとして行ったとき、同行者の振る舞いがあまり気に入らなかった当時の僕ですが、この言葉に出会って、すごくしっくりきました。この言葉は、僕のような少数民族に会いたい!と興味本位で見にいくような行為をする人すべてに直面する言葉です。村を見たい、というのは悪いことではありません。ただ、訪れる時に最大の敬意を持って接するべきだと僕は思っています。その方達は便利になりたいという感情の裏腹で、「伝統」という言葉にこの上なく縛られていることだろうと思います。そのせいで面白がって群がってくる観光客を目撃したらどうでしょうか?いい気はしませんよね?ベストなのは、その方達と数ヶ月一緒に過ごすこと、その中でその方達の習慣を知ること、だとは思いますが、流石にそれはかないません。ですが、この「people zoo」という言葉を意識しながら、接すると、自分も、そして相手も少しわかってくれるかもしれません。
いまは少数民族を見に行こう!なんてツアーが乱立しています。このままではもう少数民族ではなく、本当にただの見世物になるでしょう。ただの見世物になった民族はもはや民族ではなくなり、いずれ廃れて行きます。僕は可能な限りで彼らに接触したい、記録に残したい、と思っています。100年前の写真家が多様な民族の写真を残してくれました。いついなくなってしまうかわかりません。僕は僕の形で可能な限りで残して行きたいと思っています。ありのままの姿を。
マンゴスチン